YukiUeda
Photographer

大学卒業後、世界一周の旅に出発し、1年半かけて45カ国を周る。帰国後、株式会社アマナに入社。
2016年よりフリーランスとなり、想像もできない風景を多くの人に届けるために世界中の極地、僻地を旅しながら撮影を行なっている。
近年はヒマラヤの8000m峰から水中、南極まで活動範囲を広めており、2021年にはエベレスト(8848m)を登頂した。
世界唯一の「垂直・水平・水中」3軸で地球を記録する写真家としてナショナルジオグラフィック日本版特集の執筆。
雑誌Penにて「今世紀を表現する21人」「未来に向け輝きを放つ、巷で噂のクリエイター」選出。
日本テレビ「シューイチ」をはじめ、多くのメディアでもその活動が取り上げられている。










年間の大半を旅に費やし、世界各地の風景を撮影することを生業としている写真家 上田優紀
2021年にはエベレスト登頂を果たし、地球上で最も高い場所からの撮影という偉業を達成。現在は、山岳に限らず、水中や未踏の地など、人々の想像を超えた風景の記録に挑戦を続けている。
本作品は、車両パーツと地球の辺境に存在する風景を組み合わせた組写真による表現である。同氏は、東京からアクアラインを経て千葉の山と海を巡る旅の途上で、車両パーツに反射する風景に着想を得た。その瞬間、これまで世界各地で撮影してきた極地の風景との視覚的な共鳴を見出したという。
一見すると異質な「車両パーツ」と「僻地の風景」を並置することで、両者に通底する本質的な価値を浮かび上がらせることを試みた。
山や湖など、地球上の多様な自然環境を被写体として選定。各々の場所が持つ固有の空気感を、車両パーツとの視覚的な対話を通じて表現している。同氏の特徴である幅広い自然風景の撮影経験が、本作品の多層的な表現を可能にしている。


トヨタ RAV4
オフロードを駆けるために生まれた力強くタフなSUV RAV4
MODELLISTAの手によって先進感とワイルドさがさらに引き立てられた一台は、世界各地を旅する上田氏が撮影の相棒として熱望した車両である。
その走破性と存在感は、アーティストの冒険心を刺激し、創作の源泉となった。